砂をかむよな味気ないー/僕の話を聞いとくれー

いとうせいこうが10年以上前に言ってた話なんで、うろ覚えですが。

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10/1追記 メール頂きました。中島らもが同じ話をしているページが見つかりました。なので、下記の話は、おそらく、いとうせいこうではなく中島らもの話です。訂正させて頂きます。

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彼が子供の頃に流行った歌の中に「サインコサイン何になる」という歌詞があり、「そうだ!そんな勉強が何の役にたつんだ!」と、たいそう共感したんだそうです。何の歌ですかね。赤色エレジーですか。さーいんーこーさーいんー、なーんにーなるー。

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そのうち大人になり、ふとした興味から独学で弦楽器製作に手を出したところ!なんと!ブリッジとネックと弦が細い三角形になってるから、フレット打つ時に三角比を使うんだそうですよ!サインコサインだ!ギャフン!

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まあ、それは特殊な事例ですが、歌がヒットした1968年に20歳前後くらいだったような、いわゆる団塊の世代と呼ばれるような人達は「サインコサイン何になる」という気持ちがあったんだろうと思います。それなのに今更「小学生が日の昇る方角を教わらない」なんてことで騒ぐのはズルいよね、っていう時事ネタ。

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…今、必死で検索してみたんだけど、どこのサイトにも「弦楽器製作に三角比を使う」って記述が見当たらない。ウソなんじゃねえのか。

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完全に話は変わりますが、一昨日のK-1に出てたサモアマイティ・モーっていう選手は、腹に大きく横書きで「S A M O A」ってタトゥを入れてたので、おそらくバリバリの右翼。休日には駅前で「ニュージーランドに依存しない独自の軍隊を持つべきだ」とか演説してるんじゃないかと思う。

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俺も腹に大きく横書きで「北海道」って入れ墨をいれたい。そして、そんなアホな入れ墨のせいで「孫と温泉に行けない」みたいなベタな後悔で涙したい。さらに、その涙を孫にゲラゲラ笑われたい。