エコと札幌

エコ推進中の札幌市では、7月1日から一部のゴミ出しが有料化されてしまい、分別が大変です。なんか地味な話題ですみません。

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昔、友達と話してて「店員と客が恋におちることって本当にあるのか」みたいなびっくりするほど甘い話題になった時、「某カフェでバイトしてると、しょっちゅうお客さんに手紙を渡されたりするらしい」とか、「雑貨屋の店員さんにひとめぼれして通い詰めてメールアドレスを交換したことがある」とかいうエピソードが語られる中、女の子のひとりが「自分は高校生の頃、スーパーのレジ打ちのバイトをしていたけど何も無かった」と言い出しまして、なんとなくですけど、まあやっぱりスーパーのレジというのは恋愛に発展しにくいだろうなと思い、たとえば自分の好みのタイプの、かっこいい男性がお客さんとして現れた時、どんなふうに好意を伝えるのかと聞いてみたところ、「ビニール袋をたくさんあげる」という答えが返ってきました。
これにはもうすっかり笑ってしまって、そんな店員はいないだろ、という話になってその場は収まったんですが、どうもそれが頭のどこかに残っていて、それからというもの、まったく意識してないつもりでもスーパーで買い物をしたときにレジの人がくれる袋の枚数が多いとか少ないとかが気になるようになってしまいました。自意識過剰という病です。精神のバランスというのは、かように些細なことでも崩れるものです。

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エコ推進中の札幌市では、昨年10月1日から主要スーパーが協定を結び、一切レジ袋がもらえなくなりました。市民から大ブーイングが巻き起こる中で、俺一人だけが心の底から安堵感を。