思い込み。

Amazon.co.jpで注文してた本が届いたんだけど、カドがつぶれてて、表紙が少し破れてて、裏が黒く汚れてた。
ひととおり一人で怒った後に気付いた。俺は今までアマゾンの配送業務を「無人」だと勝手に思い込んでた。しかも、かなり未来っぽい感じを想像していた。
(想像図)
無菌状態の巨大な倉庫に整然と分類された大量の本。全国から集まる注文を中央のコンピュータが処理し、フォークリフトや、UFOキャッチャーみたいなクレーンなんかが自動でピッキング。どんどん出来上がるアマゾンの段ボール箱。ベルトコンベアでペリカンのトラックへ。その様子をガラス越しに見守る職員。
ヘタすると穴あき紙テープがカタカタ言って出てたかもしれない。そんなわけないよな、と思った。そりゃ、人が触ってるなら汚れることもあるか。インターネットに幻想を持ちすぎだった。早めに気付いて良かった。

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あと、最近「オトナ語の謎」っていう本を読んで、入れ違うことを指す「てれこ」っていう言葉の語源が、歌舞伎用語だと知った。確実にカタカナ語だと思ってた。テレコ。しかも「テレ」のところから勝手に電気っぽいことをイメージしていて、交流電流とか、そういうのが語源なんだろうと思ってた。交流って何だよ。意味がわからない。